Dearpsではこれまでに「変数機能」を利用したTipsを何度か紹介させていただいていますが、今回あらためて総集編としてまとめました。DTP、Web、映像などさまざまな場面で変数機能を活用した事例をもとに解説します。
変数機能を利用したことがない方のためには基本編を用意いたしましたのでそちらからどうぞ。
目次 | |
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基本編 | 変数機能をサンプルデータをもとに解説します。 |
DTP編 | プロフィールカード100名分をあっという間に作成するTips |
Web編 | 複数サイズのWebバナーを短時間で作成するTips |
映像編 | 結婚式のエンドロールを簡単に作成するTips |
変数機能の活用術「基本編」
Photoshopの変数ってどんな機能?
ある1つのベースとなるグラフィックから複数種類のバリエーションを作成する場合って結構あるかとおもいます。そういった場合、通常ですと一つ一つテキストレイヤーを打ち換えたり画像を配置しなおしたり手作業で変更をしていく必要があります。 この面倒な手作業の部分をCSVからデータを取り込むことによって半自動化してくれるのが今回紹介する変数機能です。
変数機能の活用術「DTP編」
プロフィールカードを100種類サクッと作成する
上の画像のようなプロフィールカードを100名分作成します。普通に作業してたらうんざりですよね。写真を差し替えて、テキストをそれぞれ打ち替えて別名保存…。
こんなときに変数機能を利用すれば驚くほど簡単に100種類のPSDを作り出すことが可能です。
変数機能の活用術「Web編」
変数機能とスマートオブジェクトを活用したWebデザインの効率化
毎月のキャンペーンでバナーをサイズ違いで複数種類つくらなければならない…。そんなときは変数機能とスマートオブジェクトを活用して効率化を図りましょう!マルチデバイス向けのカンプ作成にも応用できるTipsです。
変数機能の活用術「映像編」
映像制作でも変数機能が大活躍!
Photoshopが使えない人とも作業を分担!
結婚式のラストに流れるエンドロールをサンプルに映像制作にも役立つ変数機能のTipsを紹介します。上の動画のスクロールテキストのデータを変数機能で作成します。
データ入力(CSV)のフォーマットにちょっとした工夫を加えることによってさらに効率化を図ります。映像制作にかかわらずデータ入力の作業を分担したいときにも役立つTipsです。
いかがでしたでしょうか?Photoshopの「変数機能」をご理解いただけましたか?
わりと知名度の低いこの「変数機能」ですがアイデア次第で最強の効率化機能に進化します。
今回紹介したTipsがみなさんの業務の効率化を図る上でのアイデアの種となれたらうれしいです。